エコアクション21への取り組み
デリカシェフでは環境マネジメントシステムとして「エコアクション21(EA21)」を認証取得し活用しております。
工場は365日24時間稼働しており、生産品目が多く小ロット生産のため、環境への負荷は高くなってしまう傾向にありますが、 そのような状況の中でも地球環境を守るために基本理念(以下参照)の元、 無駄の削減、省エネルギー活動に全員参加で取り組み、「環境活動レポート」として発行しています。
基本理念
株式会社デリカシェフは食品製造を担う企業として、「安全・安心」且つお客様に認められる商品作りに努める事が最重要課題と考えております。
また、ますます深刻化する地球温暖化や、貴重な食糧資源や地下資源を大切に使うことが人類共通の重要な課題であることを踏まえ、 事業活動における環境負荷の低減を図る為に、全社一丸となって自主的・積極的に環境保全活動に取り組みます。また、地域の環境改善にも取り組みます。
具体的な取り組み内容
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CO2排出抑制のために
工場・事務所の照明はすべてLED化をしています。
また人感センサーやタイマーを採用し、人のいない時間帯の照明や空調設備の省エネを図っています。 -
廃棄物削減のために
生産工程では野菜廃棄物が発生しますが、専用装置を導入し減容化しています。
その他、捨てるだけだった廃棄物を分別する事によりリサイクルの流れを作っています。 -
水資源保護のために
野菜の洗浄に大量の水を使いますが、再利用に積極的に取り組んでいます。
人権尊重への取り組み
デリカシェフでは、お客様、お取引先様、地域社会、従業員などあらゆるステークホルダーの人権を何よりも優先させるべき重要な権利と考えております。
人権尊重への取り組みは、当社が属するハウス食品グループで掲げる「ハウス食品グループ人権方針」に準拠して推進してまいります。
ダイバーシティへの取り組み
デリカシェフでは、「ダイバーシティ推進」を重要な経営戦略の一つと位置づけ、国籍・性別・年齢の違いを超えてひとりひとりの個性と能力を生かし、新たな価値と競争力を生み出す会社作りを目指しています。
また、今後各職場でリーダーとして活躍する女性を増やすため、キャリア形成支援を強化し、働く女性を後押ししています。
具体的な取り組み内容
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非正規社員から社員への登用を推進
技術力・統率力のスキルに長けた非正規社員を評価する「Sパート制度」の充実を図り、社員登用への窓口を拡げています。
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女性社員のキャリア形成支援
コミュニケーション・マネージメント能力やビジネススキル向上のための社外研修・講習・会議に参加する機会を数多く設けています。
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多様な働き方の促進
フレックスタイム勤務制度や短時間勤務制度を活用することで、仕事と生活双方の調和に取り組んでいます。
また、産休・育休の前後には、上司と本人で今後の働き方についての面談を実施しています。
外国人技能実習制度への取り組み
「外国人技能実習生制度」は、日本の技能・技術・知識を開発途上地域等へ移転させ、該当国の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的とした国際協力推進を図る制度です。
デリカシェフにおいても、2009年からフィリピン・インドネシア・ベトナムの3ヶ国から技能実習生の受け入れを実施しており、食品製造の知識を習得した多数の技能実習生を母国へ帰国させています。
実習期間は3年間(最長5年間)に渡り、実習生たちはその間に生産技術を習得していきます。
一定期間経過後には技術・知識が身についているかどうかの試験も実施され、デリカシェフの受入実習生の合格率は100%となっています。
デリカシェフでは、技能実習生本人の能力向上だけでなく帰国後の将来も意識しながら、技能実習生受入企業としての責任を持って、日々の生産技術の指導を行っています。
地域活動への取り組み
デリカシェフのモットーの1つである「全員参加のCSR活動」に基づき、定期的に工場周辺の清掃活動を行っております。
ゴミ拾い、草刈りなどの清掃活動を通して地域住民の皆様や近隣企業の皆様と触れ合い、地域との一体感を感じることを喜びの1つと考えています。
お祭りを中心とする地域活動へも積極的に参加し、地域社会への貢献度を高めるとともに、社員のCSR活動への参加意識の向上にも取り組んでいます。